2014年08月19日

照明用語

照明用語


アオリ
対象を下から仰ぐように照明すること。またはその照明。

あおる
上記の「あおり」としての意味の他、照明の点灯を確認する為に点灯、消灯を繰り返し行なう時「あおって」という。

あげる
照明を明るくすること。または、照明バトンを上昇させること。

アッパー・ホリゾント・ライト
ホリゾントを上部から照らす照明。仕込図では「UHL」と表記。
ロワー・ホリゾント・ライトと対向するように設置される。

いかす
照明を点灯すること。または回路に電源を入れること。

SS(エスエス)
ステージ・スポットライトのこと。

エレベーション
照明プラン図。または仕込み図。

おかま
スクープ・ライトのこと。
* 美容室でパーマに使う「おかま」に似ている。

おさえ
キー・ライトによってできた影の部分や暗い部分を補正するための照明。

また、補助ライトで不必要な影を取り除く事を「おさえる」という

キー・ライト
主光線。舞台上の中心人物に対する、基本的な照明技法。

クロマ
彩度。色の鮮やかさ。またはクロマ信号(色度信号)の略。

ゲージをとる
照明の明るさの標準値を決めること。

サイド・ライト
横からの照明。測光。

サイト・ライン
ステージに対する観客の視線をいう。
劇場の設計および照明計画に重要な要素となる。

さお
ステージ上から、(バトンを下げずに)照明の向きを変える為の長い棒。
吊り上げ等の終わった後の、シューティング時の細かい調整に用いる。
* レンズを割ったりせずに長い竿をバランスとって扱うには、ある程度が必要。

鎮(しず)
錘(おもり)のこと。バトンの上げ下げなどのカウンターウェイトや足場の支えとして綱元で使われる。

サスペンション・ライト
真下に向けた照明。サスとも。

地明かり
ステージ床面を均一に照明する明り。

照度
受光面の光量。

シューティング
照明の向き、特にステージ上のスポット・ライトの向きや絞りを調整・固定していく作業。「当たり」、「当たりをとる」とも呼ぶ。
「建て込み」の終わった後、ステージ上に代役や人型を配置して行う。

たこ
照明分岐用コード。

タッチライト
アクセントを付けるための照明。音楽ステージではホリゾントやサイド・ライトによく用いられる。

吊込み
照明プラン図に基づいて、指定の照明器具を指定された位置に吊り下げること。

ティルト
照明の光軸をステージに対して縦方向に動かすこと。上方向は「ティルト・アップ」、下方向は「ティルト・ダウン」という。

トップライト
対象の真上からの照明のこと。

中落ち
スポットライトの配光特性において、光軸の中心線より周辺の照度または光度が高くなる現象。
中ボケとも。

生明かり(なまあかり)
スポット・レンズから出されたままの、色の付けていない明かり。

バウンスライト
光源からの直接光を使用せず天井・壁・レフ版などを用い、拡散された反射光。
間接光はバウンスライトを活用したものが多い。間接照明とも。

バック・ライト
ステージ後方から客席に向けたライト。
演奏者のシルエットを浮き上がらせたり、観客に直接視覚効果を与える為に用いる。

パン
照明の光軸の向きを左右に振ること。 パンニングとも。
* 元々は上記のように左右方向の向きを指したが、現在では「上パン」、「縦パン」といった言葉を用いて、あらゆる方向への向きの変更にも用いる。

ピン
ピント、フォーカスのこと。
* 「ジャスピン」とはピントがよく合っていること。

フット・ライト
ステージ前端の下方から当てる照明。

プラグ
電源を接続するための端子で、オス側をプラグ、メス側をコンセント、ポケットなどという。
照明器具では家庭用電源より大電流を扱う為、A型、C型、D型といった種類がある。

ブラック・ライト
紫外線ライトのこと。

明転
舞台が明るいままセットの転換をすること。暗転(あんてん)の対義。「あかてん」と呼ぶ事もある。

リフレクター・ランプ
白熱電球、あるいは放電ランプのガラス球内面に反射装置を設け、配光に指向性を持たせたもの。

ロアー・ホリゾント・ライト
ホリゾントを下部から照らす照明。
アッパー・ホリゾント・ライトと対向するように設置される。
仕込図では「LHL」と表記。


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音響・PA用語

音響・PA用語


アンビエンス

反射・反響などによる音の広がりや奥行感。臨場感。

イッチャン
主に、PAミキサー卓の1チャンネル、及びその配線の略。「チャンイチ」とも。
本番ではメインヴォーカルに使う等するが、機材設営後、最初にマイクを配線してスピーカーの「鳴り」をチェックしたり、ステージ上からの指示を出すのに用いる。

インピーダンス
交流回路における抵抗分のこと。交流電圧と、交流の比で、直流回路の抵抗に相当するが、交流の周波数によって、その抵抗分は変化する。
cf.インピーダンス impedance

エキサイター
音の子音を強調して、音にメリハリをつけるエフェクター。
ヴォーカルの音抜けが悪い時など、応急処置的に用いる。

AUX(オウクス)
"Auxiliary"の略。
予備入出力。ミキサー卓ではソロ回路、CUE回路、エコー回路など様々な呼ばれ方があるユーティリティ入出力。

オフマイク
音源からある程度距離をおいてマイクをセットするマイク・アレンジの仕方。

オン・マイク
音源に出来るだけ近づけてマイクをセットするマイク・アレンジの仕方。またはそうするようにとのヴォーカリストなどへの指示。

キャノン
キャノン・コネクターの略。
アメリカの"Cannon electoric company"の開発したコネクター。XLRシリーズの3ピンのものが音響用としてよく使われている。
いわゆるマイク・ケーブル。

コンプレッサー
ダイナミックレンジの圧縮を行うためのエフェクター。
音量のバラつきを抑える。

ジャンクション・ボックス
複数のケーブルを一本のマルチ・ケーブルに変換する為の直方体のアダプタ。
cf.junction box ジャンクション・ボックス

ショックマウント
マイクの防振装置。また、それを備えた特別なマイク・ホルダー。

D.I.
ダイレクトボックスの略。
電子楽器や民生機器の音声出力を電気信号のまま直接ピックアップする為の危機。
D.I.の役割は主に2つあり、ハイインピーダンスをローインピーダンスに変換する事と、アンバランス転送をバランス転送に変換する事。
トランスを使ったパッシブ型とFETアンプを内蔵したアクティブ型がある。

ディエッサ
音声エフェクター。スピーチやボーカルの気になる子音成分を押さえることのできるリミッターの種類。
「ディ・イーサー」、「ディエサー」とも。

デッド
音響的に響きの無い、こもった空間。
通常の音作りには不向きだが、エフェクティブな音作りをする際には利点ともなりうる。
cf.デッド dead

デッド・ポイント
ワイアレス・マイクなど無線電波の死角。
cf.デッド・ポイント dead point

ノイズゲート
ハム・ノイズなどをカットする為、微少レベルの音を通過させない回路。

ノイズリダクション
コンプレッサー/エキスパンダーを組合せSNやダイナミックレンジを改善する装置。

ブーム
主にストレート・スタンンドにアームの付いたマイク・スタンドのこと。
楽器や弾き語りを行うヴォーカルのマイク録り等に用いる。
バスドラムやスピーカーの音録り様に、ごく短いストレート・スタンドに付属したブームもある。

マルチ・ケーブル
12本や20本といった複数の3ピン・ケーブルを一本の太いケーブルにまとめたケーブル。

モニター
モニター・スピーカーの略。「返し」とも。
演奏者の前に床置きするものをタイプを「転がし」、小型のPAスピーカーを利用してステージ・サイドから響かせるものを「横当て」、天井に固定したものを「吊り」と呼ぶ。
小型のスピーカーに傾斜を付けて「転がし」の代用とする場合も。
「横当て」や「吊り」はステージの空間を余裕を持って使う事が出来るが、ヴォーカリストなど、心理的に安心感を得るため「転がし」を求めるプレーヤーも多い。
ドラムやキーボード用にはマイク・スタンドに取り付けられるモニター用のミニ・スピーカーもある。

リバーブ
リバーブレーターの略。残響を付加するエフェクター。

リミッター
ピークリミッター。コンプレッサーの動作レシオを無限大にした状態。或いはそうした作用を持つエフェクター。


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興行・業界用語全般

興行・業界用語全般


アゴ
食事のこと。俗にいう「アゴ・アシ・マクラ」とは「食事・交通・宿泊」の事、またはその費用を指す。

板付き
幕が開く前、または暗転中からすでに演者が舞台上で待機していること。

行って来い
往復すること。たとえば、余った布を2つ折りにする事なども指す。

上手(かみて)
舞台から客席を見て、左手のこと。下手の反対側。

キュー
合図の事。転じて、特殊効果や照明などのきっかけとなるタイミングやアクションの事。

"CUE"、「Q」とも書く。

あるいは、PAミキサー卓からモニター・スピーカーなどを用いてステージ上に指示を送る際の機構、またそのスイッチ、その為のマイクなどの総称。同義ではトーク・バックとも言う。

cf.キュー cue

クルー
スタッフの意味。主に現地調達スタッフを除いたツアー・スタッフ等を指す。

ゲネプロ
ゲネラールプローベ(【独】Generalprobe)の略。

本番と同じ条件で行われる通しの舞台稽古。「ゲネ」とも。

殺す
釘で打ったりロープをオモシに掛けるなどして固定する事。

仕込み図
ステージ上の機材、照明、舞台装置などをどのように配置するかを示してた舞台の設計図。

下手(しもて)
舞台から客席を見て、右手のこと。上手の反対側。

しん
舞台の中心線。

芯。心とも。

図面には「センターライン」の略で「CL」と表記する。

シンメ

シンメトリックの略。左右対称の事。また、左右の高さなどが釣り合うこと。

スタッフ・リハ
代役を立ててスタッフだけで状況を確認するリハーサル。「スタリハ」とも。

ソワレ
夜間の興行。夜の部の公演。夜会。【仏】soiree

せり
ステージの床下から演者、舞台装置などを乗せてせり上げる装置。

古い劇場には人力のものもあるが、現在は電動が主流で、空気圧を利用して装置は打ち上げるように演者をせり上げる事が出来る。

(仮設ステージでは舞台下に控えた複数のスタッフが足場板を直接持ち上げる場合もある)

「追り」と書く。

対バン
(主にライブハウスなどで)複数のバンドが共演してライブを行う事。「ワンマン」の対義。

元々複数のミュージシャンの出演を前提とした「フェス」などでは用いない。

たたく
大道具などを作ること。

タッパ
高さ(長さ)のこと。

メジャーなどで長さをはからず、部材に直接マーキングをして長さを揃える事を「バカを取る」と呼ぶ。

吊りもの
バトンなどに取り付けて舞台上に吊り上げる装置。

照明、集音マイク、モニター用吊りスピーカー、幕、大道具など。

でべそ
張り出し舞台。

ステージの一部の客席状にせり出した部分。

てれこ
あべこべ、くい違い、入れ違いなど順序が反対になること。もしくは反対にすることの総称。

飛ばす
吊り物を上昇させること。仕込みを終えた後、照明バトンやドロップは電動ウィンチや綱元によって飛ばされる。

ドン付き
緞帳がステージ床面まで下りる事。

転じて、行き止まりの事。

場当たり
各セクション(演者・照明・音響・道具など)の確認作業。

ハコ
ライブ・ハウスや劇場、舞台等の施設のこと。

場見り(バミリ)
ステージ上の機材や演者の配置について印を付ける事。

主にビニールテープを用いる為、「バビリ」ともいう。

バミリを付ける事を「ばみる」、「ばびる」という。

場見る(バミル)

演奏者やマイクスタンドの立ち位置をテープ等でマーキングすること。

ばらし
かたづけること。

ばれる
客席から、袖の待機しているセットなど、見えてはいけないものが見えている状態。

* 特に前列両端の席には注意が必要

火入れ
機器に電源を入れること。照明機器の場合、「灯入れ」とも。

マチネー
昼の興行。昼の部の公演。【仏】matinee

わらう
片づけること。セットの一部を取り除く場合、「それ、わらって」など用いる。


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