2014年08月19日

大道具・建て込み用語

大道具・建て込み用語


朝顔
足場が高くなった際に、落下物が下にいる人に危害を加えないように備えられる、上向きに開いた形状の防護棚(板)。

馬(うま)
平台などに高さをつけるための足の役目をするものの総称。「箱馬」、「開き足」など。

あぶらげ
直角三角形の平台のこと。

イントレ
建築現場で使われる作業足場と同じものだが、舞台・ステージ、映画・テレビなどの世界だけで使われる俗称。
部品に「立て枠(たてわく)」・「筋交い(すじかい)」・「天板(てんぱん)」が、一段のユニットで、そのほかに立て枠の足にはかせる「ベース」(高さ調節ができるのは「ジャッキベース」)、縦に2段以上設置するときに上の段とジョイントする「連結ピン」がある。

* 語源はやぐらを組んでの史上初の高所撮影が行われた映画「イントレランス」にちなむとも。

ガード
落下防止用の「手摺」の事。

「先行手摺」といって、全ての足場に据え付けながら作業をして行くのが望ましいが、作業の短縮から、ステージでは組み立て中はブレースのみを取り付け、最上段の足場にだけガード(手摺)が組まれる事が多い。

* 現在の工事現場では手摺と枠組みが一体となった「先行手摺」が普及しているが、ステージ足場では手摺そのものを組まない事が多い。

金(かね)
直角をとること。

キャット・ウォーク
仮設した足場上の通路も指すが、主に舞台天井に備え付けられた照明や吊りスピーカー、舞台セットなどの作業用の足場の事。

単管足場
金属製の単管パイプ(外径48.6mm×厚さ2.4mm)を「ジョイント」でつないで作る足場。
枠組み足場が組めないスペースや複雑なスペースに用いる。
また、ステージでは、ステージそのものの土台や枠組み足場と組み合わせて、その補強などにも使用される。

豆腐
長方形の平台。

タラップ
ハシゴの事。特に、ステージや足場内に取り付ける専用のもの。

* 一般的な作業用の梯子は「ラダー」とも呼ぶ。

足場やステージの表・裏方向に対し、伸びている方向の側を指す。

鳥居
枠組み足場(ビティ足場)のパーツで、鳥居状をした建枠。

鳥居型枠組み。「枠」、「ビティ」とも呼ぶ。

貫(ぬき)

階段を設けるなど、布板を嵌めない部分で水平方向を固定する為の部材。「梁」とも。

布板

枠組み足場の、文字通り足場となる板。水平方向の固定にも作用する。単に「足場」や「平板」、「布材」、「ウォーク」とも。
上下通行用の扉の付いたものは「ハッチ布板」と呼ぶ。

張り物
大道具で、木枠に布や紙、スチロール板、ベニヤ板などを張ったもの。基本的な舞台装置の一つ。

パンチ
毛足の短いカーペットのこと。
通常、黒かグレーを使う。
音楽のステージの場合はリノリウムの代わりに全面に用いたり、特定の楽器・パート様のステージの床面だけに張ったりする。

引枠(ひきわく)
平台にキャスターをつけて可動式にしたもの。

平台
ステージの高さを作ったりする時の各種の平たい木箱。

三×三(さんさん)、三×四(さんし)、二×六(にろく)、四×六(しぶろく)、三×六(さぶろく)、六×六(ろくろく))・六×九(ろっく)の七種類の定式化されたものが一般的

ブレース
鳥居同士の傾き方向を固定する鋼鉄製の折りたたみ式の筋交い。

「交差筋交い」や「交差」、「筋交い」、「斜材」、「バッテン」、「トラス」とも呼ぶ。

リギング
足場を組むこと。また、足場を用いたスピーカーや照明の設置、吊り上げ等の高所作業の事。

リノリウム
舞台の床等に使う樹脂建材。
「リノ」とも。
ステージでは、ロール状に巻いたものを蹴って転がして拡げ、その際、汚れのひどい部分はステージの目立たない部分と取り換える。
その後、舞台中央から外側に向けて足で小刻みに踏みしめてシワをとる。
最後にテープで固定するが、舞台で許可されている場合は釘打ちで固定する事もある。
「バレーマット」とも呼び、バレーやダンス、演劇など、アクションのあるステージに用いる。
* リノリウムはテープの剥がし跡なので汚れている場合が多く、それが酷い場合には演技や演奏にも支障をきたすが、変色や溶解を起こす為、洗浄には必ず中性の洗剤を用いる事。

ビティ足場
いわゆる「枠組み足場」の事。また、その規格。

八百屋
傾斜をつけた舞台のこと。開帳場とも。

山台(やまだい)
規格以外の大きさの平台。


posted by Clark at 06:03 | Comment(0) | 専門用語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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