2014年08月19日

舞台設備用語

舞台設備用語


浅葱幕(あさぎまく)
振り落としに使う水色(浅葱色)の幕。

暗転幕
通常、緞帳の内側にある、暗転時に使う黒幕。

一文字幕
いちもんじまく。舞台上部に間口いっぱいに設置された細長い黒幕。

照明器具や舞台の天井を隠す。

大黒幕
おおぐろまく。舞台の奥に吊られる黒い幕。

歌舞伎では夜を表現するのに使われるが、ステージでは主に、バック・ライト等の照明効果を最大限に生かす為に用いられる。

額縁
大劇場などのプロセニアムアーチに囲まれた舞台。「額縁舞台」、「プロセニアム」とも。

グリッド

後述の「バトン」を井形に組んだもの。

蹴込み
舞台や大道具の階段の正面側。または、それらを隠すための布や張物のこと。

消し幕
本来は舞台上で「消えたもの」と見做されたものがはける時に用いられる黒い幕で演劇用語。

転じて、ステージ上で見られたくないもの(蹴上がりの出入り口、カメラや特殊効果用機材、控えているスタッフなど)を隠す目隠し用の黒幕を指す。

雑黒(ざつぐろ)
様々な用途に使う黒幕。

見切れ隠しや消し幕、スピーカーや機材の目隠し、袖の無い仮設ステージで舞台袖を作る時などに使う。

紗幕(しゃまく)
網状で、向こう側が透けるてみえる幕。

黒紗や白紗と種類がある。音楽ステージでは、緞帳が上がった後に、さらに「ひき」をもたらす為にその内側に張られたり、演者の登場口、入退場用の袖に設けられたりする。

定式幕(じょうしきまく)
歌舞伎や演芸場で用いられる、黒・柿色・萌葱色の三色縦縞の幕。

すのこ
舞台天井部の吊り物の滑車などが固定されている橋状の構造物。

「キャットウォーク」とも。

袖幕
袖の見切れを隠すための舞台の両側の黒幕。

大臣柱(だいじんばしら)
額縁舞台の、額縁の両端の柱。

綱元
バトンなどを手動で昇降するためのロープの仕掛け。また、その担当スタッフ。

舞台袖や壁際などにある。時には何十本ものロープが交錯する為、「網元」と呼ばれる事も。

東西幕(とうざいまく)
袖幕の奥に直角に張られた黒幕。

緞帳(どんちょう)
額縁舞台の最前面に備えられた分厚く重い幕。

絞り式・巻上げ式などの種類がある。転じて、舞台最前面に備えられた向こう側が見えない不可触な幕の総称。

中割幕(なかわりまく)
舞台の中央で前奥を仕切る黒幕。

奈落
ステージ下の空間の事。

各種の配線の他、演者や大道具が待機したり、音楽ステージの場合はパワー・アンプや発電機、舞台装置(スモークなど)が置かれる。

バトン
ステージ上に照明や幕類・パネル等を設置(仕込んで)して吊り上げる為の棒(鉄管)。

様とが分かれている時は、照明バトン、美術(吊り物)バトン、幕バトンなどと大まかに呼び分ける。

通常、電動ウィンチで昇降させるが、手動の場合は滑車など用いて綱元で動かす。

劇場では舞台袖に操作盤があり、劇場のスタッフしか触れてはいけないのが慣例だが、音楽ステージの場合、各ウィンチに有線のリモコン操作盤があるのが普通。

ホリゾント
劇場のステージ奥に設けられた白い壁。cycloramaとも。

照明で染めて様々な空間を表現したり、タッチライトなど効果照明のスクリーンとして利用される。

壁の上端が垂直なものをルントホリゾント、影がグラデーションとなるよう湾曲したものをクッペルホリゾントという。

ホリ幕
ホリゾント(地平線)幕の略。ホリゾントの無いステージに設置する白い幕。明りで染める。

もじ幕
幕の向こう側が透けて見えるガーゼの様な荒い目の幕。

効果として、幕の外から照明を当てると幕の奥が見えなくなるが、幕の奥に照明を当てると内側が見えるようになる。


posted by Clark at 06:02 | Comment(0) | 専門用語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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